スポーツ障害・外傷について

当院では、各種スポーツでのケガや障害に対して、早期回復・復帰やパフォーマンス向上のためのサポート、再発予防のためのコンディショニングを行っています。
スポーツ障害とは?
スポーツ障害とは、競技中に同じ動作を繰り返すことで身体の特定部位が酷使されて起こる故障です。スポーツ障害は別名、「使い過ぎ症候群」とも呼ばれます。オスグッド病、野球肘、テニス肘、ランナー膝、シンスプリント、アキレス腱炎、疲労骨折などが代表的です。
スポーツ外傷とは?
スポーツ外傷とは、競技中の転倒や接触プレー、過度な力が加わることによって起こる不慮のケガのことです。骨折、脱臼、捻挫、打撲、肉離れなどが代表的です。
ケガをしてしまったときには、直ちに適切な応急処置が必要になります
応急処置「RICE」
外傷や障害が発生すると、腫れや炎症などが起こり痛みが生じます。痛みや悪化を防ぐためには応急処置が必要です。
外傷を受けたときの基本的な応急処置をRICE処置と呼びます。
1.Rest:安静
患部の腫れや血管・神経の損傷を防ぐことが目的です。すぐにスポーツや運動を止め、患部を動かさないようにすることです。
2.Ice:冷却
患部の腫れや内出血、痛みなどを抑えるために氷や氷水などで患部を冷やします。氷を氷のうやビニール袋に入れて患部に当て、20分程度冷やします。無感覚な状態になったら一度氷を外して皮膚感覚を取り戻し、その後再び氷を当てます。これを何度か繰り返し行います。
ただし、冷やしすぎると凍傷になるリスクがあるため注意しましょう。
3.Compression:圧迫
患部にテープなどを巻いて圧迫し、腫れや内出血を最小限に抑えます。圧迫しすぎると血流障害や神経障害を起こすことがあるため、しびれや変色、腫れが強くなったらすぐに緩めましょう。
4.Elevation:挙上
患部を心臓より高い位置に保ちます。血液が心臓に向かって流れるため、腫れを防ぐことができます。高い位置を保ちにくい場合は、患部の下にクッションや枕などを置くと良いでしょう。
早期の「RICE処置」はケガの予後を左右します。

当院でのスポーツ障害・外傷の施術法
手技療法

手技療法は、柔道整復師(国家資格)によるスポーツマッサージです。数多くの症例にもとづいたマニュピレーション(筋肉や関節の治療に用いられる整体手技テクニック)を行います。
超音波療法

音の振動で組織の炎症や腫脹を軽減し、損傷した靭帯や筋肉の損傷や骨の修復を促進します。また、関節を和らげたり、筋肉を緩めたりするなどのマッサージ効果があります。超音波療法を行うことで、骨折した際の骨癒合(骨がくっつくこと)の期間を40%短縮できるといわれています。
ハイボルト治療

高電圧の刺激を深部に浸透させることで組織の修復を早め、筋肉の緊張を効率よく緩和する効果が期待できます。プロスポーツ選手も行っている電気機器を使用した施術です。
鍼灸治療

ツボや痛みの原因になっている筋肉に対してアプローチし、痛みの軽減をはかるトリガーポイント治療を行います。
ショックマスター

筋肉や腱の炎症をはじめ、なかなか改善しない慢性的な疾患が対象となります。痛みの緩和や治癒が期待できるため、ケガの早期回復やスポーツへの早期復帰に適しています。他にも、疼痛の軽減や血液循環の改善、筋緊張緩和などの効果もあります。
包帯固定・スポーツテーピング治療

テーピングや包帯による固定は患部の痛みを緩和し、早期回復へと導く重要な施術です。ケガをした患部を負荷から守るために保護し、患部組織の修復や改善を早めます。
コンディショニング

誰もが「最高のコンディションで最高のパフォーマンスをしたい」と試合や大会に臨むと思います。しかし、無理な身体の使い方や癖、疲労によってケガや再発を繰り返してしまう場合も多いです。当院では、痛みや疲労を取り除きながら、パフォーマンスを向上させるために動作不良を見つけ出し、身体の正しい使い方を指導していきます。
スポーツ障害・外傷はお任せください

多くのスポーツに携わっていたスタッフが、治療・アドバイスを行ないますので、お気軽にご相談ください!選手たちが再びスポーツで100%の力を発揮できるように、サポートいたします。