仙腸関節炎について
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- 仰向けに寝ると痛む
- 立ち上がりや座る動作がつらい
- 妊娠中や出産後、腰やおしりが痛む
- 長時間椅子に座ることができない
- 足の付け根(そ径部)や足に痛みがある
- 痛みがあるほうを下にして寝ることができない
- 歩き始めに痛みがある
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仙腸関節とは、骨盤の骨である仙骨と腸骨の間にある関節です。仙骨の「仙」と腸骨の「腸」を取って仙腸関節と名付けられています。
仙腸関節に炎症が起きると、片側または両側に痛みが生じ、仙腸関節炎や仙腸関節障害を発症します。痛みは腰の下やおしりにあらわれるため、他の疾患と間違われてしまうことも多いです。
仙腸関節炎の発症は、比較的若い年代から中年の女性に多く、特に妊娠中や出産後の女性に発症しやすいです。
仙腸関節の役割
仙腸関節の主な役割は、下半身と上半身の間にかかる衝撃を吸収することです。歩いたり走ったりすると上下それぞれ反対方向からの力がぶつかり合うため、仙腸関節には大きな負担がかかります。
仙腸関節は3~5mm程度しか動きませんが、このわずかな動きが衝撃を吸収しています。
また、仙腸関節の周りは強度の高い靭帯で囲まれているため安定化しており、おしりなどの筋肉が仙腸関節をサポートしています。
仙腸関節炎の原因
仙腸関節炎の原因はさまざまありますが、妊娠中の場合、妊娠に伴う体重の増加や歩行の変化などから関節部に負担がかかり発症しやすくなります。赤ちゃんの成長とともにホルモンバランスが変化し、仙腸関節や周囲の靭帯が緩み、伸びてくるためです。
また、出産後もホルモンバランスの変化によって靭帯の緩みが続き、関節を支える筋肉も衰えているため発症しやすくなります。
さらに、重いものを持ち上げる仕事や、サッカー・ラグビーなどのコンタクトスポーツで仙腸関節に繰り返し負担のかかる運動を行う方も、仙腸関節が衝撃をうまく吸収できず発症することが多いとされています。
他にも、いつもバッグを同じ方の肩にかける方や足を組む癖がある方は、骨盤に左右非対称の力が加わることがリスク要因となるため注意が必要です。交通事故や高いところからの落下など、突発的な衝撃による外傷が仙腸関節炎を引き起こすこともあります。
仙腸関節炎の症状
仙腸関節炎の主な症状には、腰やおしりの痛みが挙げられます。また、足の付け根や太もも、下腿にまで痛みやしびれを感じることもあります。
仙腸関節炎の本当の痛みは、関節の動きの悪さではなく、関節をサポートしている筋肉に負担がかかっていたり、硬くなっていたりすることが原因だと考えられています。
筋肉の柔軟性が失われると血流が滞り、酸素を筋肉に行き渡らせることがスムーズにできなくなるため、痛みが出やすくなります。
仙腸関節炎の特徴には、下記のようなことが挙げられます。
- 階段の昇降や歩き始めに痛みが出る
- 片足に荷重をかけたときに痛む
- 長時間椅子に座ることができない
- 仰向けの姿勢で寝ることができない
- 痛みがあるほうを下にして眠ることができない
- 大きく踏み出したときに痛む
当院での施術方法は?
当院では、仙腸関節炎の痛みを正確に特定し、適切な施術を提供しています。以下は、当院で行われる施術方法の概要です。
1.手技治療
痛みの原因となる筋肉や組織の緊張を緩和するために、手技療法を行います。これには、マッサージや関節調整などが含まれ、痛む部位や症状に合わせた施術が行われます。
2.トリガーポイント治療
痛みの発生に関連する筋肉のトリガーポイントを標的として治療を行います。トリガーポイントは、筋肉の硬直や痛みの原因となる部位であり、圧痛や痛みが発生する点です。トリガーポイント治療では、その点に圧を加えて筋肉の緊張を解消し、痛みを軽減することを目指します。
3.鍼灸治療
鍼灸治療は、経絡と呼ばれるエネルギーの流れる経路上にある特定の経穴を鍼で刺激することで、身体のバランスを整え、自然治癒力を高める効果が期待できます。仙腸関節炎による痛みや不快感を軽減するために、鍼灸治療が適用される場合があります。
4.ハイボルト治療
ハイボルト治療は、微弱な電流を用いて神経や筋肉の活性化を促し、痛みを軽減する治療法です。特に神経の痛みや炎症がある場合に効果的です。
仙腸関節炎は当院にお任せください
当院では、さまざまな施術方法を組み合わせて仙腸関節炎による痛みや不快感の緩和を図り、早期改善を目指します。患者様の症状やお身体の状態に合わせた施術計画を立てて治療を行い、サポートいたします。お気軽にご相談ください。