外反母趾について

外反母趾とは、母趾（足の親指）が隣の指に向かって20度以上曲がってしまう疾患です。母趾の付け根にある関節が突き出し、靴に当たって痛みが起きます。外反母趾は、特に女性に多いといわれています。

 

外反母趾の原因

外反母趾の原因は、骨の先天性形状異常や靭帯の弛緩、かかとの高い靴やつま先が細い靴をよく履くことなどが考えられます。

 

また、足のアーチが低い扁平足の方や運動不足で足の筋力が弱い方に発症しやすい特徴があります。

 

外反母趾の症状

外反母趾は、母趾が隣の指に向かってくの字に曲がるため、母趾の付け根にある関節周りに腫れや赤みが出現し、痛みが生じます。

 

痛みの種類は、靴を履いているときに出る摩擦の痛みや、靴を脱いでも痛い関節炎の痛みなどがあります。関節炎の痛みは症状が悪化しているとあらわれやすいです。

 

母趾の付け根に変形がみられても痛みを感じない場合もありますが、全身を支える機能が弱まっているため、疲労が溜まりやすい状態になっています。そのため、膝や腰などに痛みを伴う場合があります。

 

当院での施術方法は？

当院では、外反母趾を正確に特定し、適切な施術を行います。以下は、当院で行う施術方法です。

 

1.手技治療

手技治療は、身体全体のバランスを整え筋肉や関節の機能を改善し、症状の根本的な原因を解消する効果が見込めます。当院では、個々の症状に合わせたマッサージや関節の調節を行います。

 

2.トリガーポイント治療

トリガーポイントとは、筋肉内の局所的な緊張や硬化した部位のことです。この部位が痛みや放散痛を引き起こす原因となります。トリガーポイントを直接刺激して筋肉の緊張を緩和し、血流を改善して痛みの軽減を図ります。

 

3.鍼灸治療

鍼灸治療は、特定の経絡やツボを鍼で刺激することによって、体内エネルギーの流れを調整したり、筋肉をほぐしたりする効果があります。外反母趾による痛みや不快感を軽減するために鍼灸治療が適応されます。

 

4.ハイボルト治療

ハイボルト治療は、微弱な電流を用いて神経の痛みや筋肉の緊張を緩和し、痛みを軽減させる効果があります。

 

外反母趾は当院にお任せください

当院では、さまざまな施術方法を組み合わせて、外反母趾による痛みの緩和を図ります。患者様の症状や状態に合わせて施術計画を立て、早期改善を目指します。お気軽にご相談ください。

 

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