【熊本の腰痛・股関節痛】70代女性の歩み|散歩と娘さんに会う目標へ

「もう年だから」と、やりたいことを諦めていませんか?
腰や股関節の痛みが続くと、歩くことだけでなく、足の爪を切る、
買い物へ行く、庭や畑の手入れをするといった日常の動作にも不安を感じることがあります。
今回ご紹介するT様は、腰と右股関節の手術を経験された70代の女性です。
初めて来院された頃は杖を使用されており、足の爪を自分で切ることや、
好きだった畑仕事、友人との外出が難しいと話されていました。
「もう年だから仕方ない」
そう思い、やりたいことを少しずつ諦めていたそうです。
この記事では、T様がどのような思いで身体と向き合い、
当院でどのような確認や施術、運動に取り組まれたのかをご紹介します。
きずな鍼灸整骨院グループは、光の森院と武蔵ヶ丘院を運営しています。
熊本市北区、光の森、武蔵ヶ丘をはじめ、合志市、菊陽町、大津町、
菊池市、阿蘇市、熊本市東区などからも、腰痛や股関節痛についてご相談をいただいています。
※本記事は一人の患者様の経過とご本人の感想を紹介するものです。
感じ方や経過には個人差があり、同様の結果を保証するものではありません。
手術後も続いていた、暮らしの中の困りごと
T様は腰(脊柱管狭窄症)の手術を受け、
その約3か月後に右股関節(変形性股関節症)の手術も受けられました。
その後も身体を動かすことへの不安があり、
来院時には次のようなことに困っていると話されていました。
- 杖を使わないと歩くのが不安
- 腰や股関節を動かしにくく、足の爪を切れない
- 好きだった畑仕事に行けない
- 友人に誘われても外出を控えてしまう
- 自宅で過ごす時間が増え、気持ちも前向きになれない
T様にとって畑仕事は、単なる運動ではありませんでした。
野菜や花の手入れをする時間は、季節を感じながら過ごす大切な楽しみでした。
その時間を失ったことや、友人との外出を断ることが増えたことも、
T様の気持ちに影響していたようです。
当院で確認したこと
きずな鍼灸整骨院グループ 武蔵ヶ丘院では、痛む場所だけで判断せず、
これまでの手術歴や通院歴、日常生活で困っている動作についてお話を伺いました。
そのうえで、痛みの程度や身体の動かしやすさ、歩行時の様子、姿勢、筋肉の緊張などを確認しました。
T様とは、いきなり大きな目標を設定するのではなく、
まずは日常生活の中で不安を感じる動作に少しずつ取り組む方針を共有しました。
痛みの強さだけでなく「何に困っているか」を伺う
同じ腰痛や股関節痛でも、困っていることは人によって異なります。
朝起きる時につらい方、長く座った後に立ち上がりにくい方、
買い物中に歩き続けることが不安な方、抱っこや家事に負担を感じている方など、生活環境によって目標も変わります。
そのため当院では、「痛みを数字で表すとどのくらいか」だけでなく、
次のようなことも確認しています。
- いつ、どのような動作で不安を感じるか
- 仕事や家事、趣味にどのような影響があるか
- 睡眠や休養は取れているか
- 過去に受けた手術や治療はあるか
- 今後、もう一度やってみたいことは何か
T様の場合は、杖を使わずに歩くことだけが目標ではありませんでした。
足の爪を自分で切ること、畑に行くこと、友人と外出することなど、
ご本人にとって大切な日常を一つずつ確認しました。
目標を「痛みをゼロにする」と決めつけるのではなく、
ご本人が大切にしている生活に目を向けながら、一緒に取り組み方を考えることを重視しています。

T様が取り組まれたこと
身体の状態を確認しながら、腰や股関節周辺への手技、
骨盤や姿勢に配慮した施術、猫背に対する施術などを段階的に行いました。
強く押したり、無理に身体を動かしたりするのではなく、その日の状態を確認しながら進めています。
また、施術だけに頼るのではなく、ご自宅で無理なく続けられる運動やストレッチもお伝えしました。
T様は、脚を動かす運動やタオルを使った肩まわりの運動などを、
朝の生活習慣に取り入れられました。体調に合わせて散歩にも取り組み、
最初は短い距離から始めて、少しずつ歩く機会を増やしていかれました。
運動の内容や回数は、手術歴や身体の状態によって異なります。
痛みや不安がある方は、自己判断で無理に行わず、医師や専門家へ相談してください。

T様が話してくださった変化
通院とご自宅での取り組みを続ける中で、T様は生活について次のように話されるようになりました。
- 杖を使わずに歩く場面が増えた
- 自分で足の爪を切れるようになった
- 少しずつ畑や花壇の手入れをするようになった
- 散歩を日課として楽しめるようになった
- 図書館や映画など、外出する機会が増えた
これらは、T様ご本人が感じ、話してくださった経過です。
当院の施術だけが変化の理由であると断定するものではありません。
手術後の経過、ご本人による運動や散歩、生活環境など、さまざまな要素が関係していると考えられます。
印象的だったのは、T様の話題が「できなくなったこと」から「これからやりたいこと」へ少しずつ変わっていったことです。
現在は、散歩や図書館通いを続けながら、神奈川に住む娘さんを訪ねることを目標にされています。
「娘に会いに行きたい」
その目標が、毎日の運動を続ける励みになっていると話してくださいました。

小さな変化を一緒に確認する
身体の状態は、毎日同じとは限りません。
畑仕事や散歩の後に負担を感じる日もあれば、前より動きやすいと感じる日もあります。
そのため当院では、痛みの強さだけでなく、歩く距離や外出の回数、
日常生活でできたことなども伺いながら、その時の状態に合わせて施術やセルフケアの内容を検討しています。
「爪を切れた」「少し散歩できた」「友人と出かけられた」
一つひとつは小さな出来事に見えても、ご本人にとっては生活を取り戻していく大切な一歩です。

腰痛・股関節痛は一人ひとり状況が異なります
腰や股関節の痛みには、筋肉や関節への負担、
けが、加齢に伴う変化、手術後の状態など、さまざまな背景があります。
また、画像検査の結果だけでは、日常生活の困りごとをすべて説明できない場合もあります。
大切なのは、特定の原因を早い段階で決めつけず、
症状が始まった時期、痛む場所、動作との関係、しびれの有無、
これまでの病気や手術歴などを整理することです。
特に手術後の方は、医師から伝えられている注意事項や運動制限を守る必要があります。
当院で対応できる内容かどうかを確認し、必要な場合は医療機関での診察や継続的な経過観察をご案内します。
日常生活で記録しておくと相談しやすいこと
受診や相談の前に、次の内容を簡単に記録しておくと、身体の状態を伝えやすくなります。
- 痛みや違和感を感じ始めた時期
- 朝・昼・夜のうち、つらさを感じやすい時間帯
- 歩行、立ち上がり、階段、寝返りなど、気になる動作
- しびれや力の入りにくさの有無
- 病院で受けた検査や、現在服用している薬
- できるようになりたい日常動作や趣味
「うまく説明できるか不安」という方も、
すべてを整理してから来院する必要はありません。お話を伺いながら一緒に確認していきます。
施術とセルフケアを続けるうえで大切なこと
セルフケアは、たくさん行えばよいわけではありません。
身体の状態に合わない運動や、痛みを我慢した反復は、負担になることがあります。
まずは回数や時間を無理に増やさず、運動中や運動後の身体の反応を確認することが大切です。
体調が良くない日には休む、歩く距離を短くするなど、状態に合わせて調整します。
T様が運動を続けられた理由の一つは、朝の生活の流れに組み込んだことでした。
特別な時間を長く確保するのではなく、普段の習慣と組み合わせることで、無理のない範囲で継続されました。
また、「何歩歩けたか」だけでなく、
「外の空気を吸えた」「花壇を少し見に行けた」「友人と話せた」など、
生活の中で感じたことも大切な変化です。
数字だけで評価せず、ご本人にとって意味のある行動を少しずつ増やしていくことが、
継続する力につながります。
腰痛や股関節痛で外出を控えている方へ
腰痛や股関節痛の原因や経過は一人ひとり異なります。手術後の方や持病のある方は、
医療機関での診察や経過観察が必要な場合もあります。
強い痛みが続く、しびれや力の入りにくさがある、転倒後から痛む、発熱や体調不良を伴うなどの場合は、
整形外科などの医療機関へ相談してください。
「また散歩したい」「家族に会いに行きたい」「自分でできることを増やしたい」など、
生活の中で大切にしたいことがある方は、その目標も含めて相談することが大切です。
きずな鍼灸整骨院グループ 武蔵ヶ丘院では、
現在のお身体の状態や日常生活で困っていることを伺い、対応できる範囲をご説明します。
必要に応じて、医療機関への相談をおすすめする場合もあります。
熊本市北区・武蔵ヶ丘周辺で、腰痛や股関節痛、手術後の身体の使い方についてお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
光の森、合志市、菊陽町、大津町、菊池市、阿蘇市、熊本市東区などにお住まいの方も、
それぞれ通いやすい院へお問い合わせいただけます。
よくあるご相談
手術後でも相談できますか?
手術の内容や時期、医師からの指示、現在の症状を確認したうえで、当院で対応できる範囲をご説明します。
術後間もない場合や、医療的な確認が必要と考えられる場合は、
まず手術を受けた医療機関へ相談していただくことがあります。
高齢でも身体の相談をしてよいですか?
年齢だけで対応内容を決めることはありません。
既往歴や現在の体調、生活上の目標を伺い、無理のない方法を検討します。
ただし、すべての方に同じ施術や運動が適しているわけではありません。
痛みがある時も散歩や運動をしたほうがよいですか?
症状や身体の状態によって判断が異なります。
強い痛み、しびれ、力の入りにくさ、転倒後の痛みなどがある場合は、
無理に運動せず医療機関へ相談してください。
運動を始める場合も、ご自身の状態に合った内容と量を確認することが大切です。
相談する時は何を伝えればよいですか?
痛む場所だけでなく、「買い物中に歩き続けるのが不安」「畑に戻りたい」「旅行に行きたい」など、
生活で困っていることや今後の目標もお聞かせください。
施術やセルフケアを考えるうえで大切な情報になります。

まとめ|目指すのは、ご本人が大切にしたい生活
T様は、腰や股関節の手術後、杖を使う生活が続き、畑仕事や友人との外出を控えていました。
当院では、身体の状態や生活上の困りごとを確認し、その日の状態に配慮した施術と、
ご自宅で取り組める運動をお伝えしました。
T様ご自身も、朝の運動や散歩を無理のない範囲で続けられました。
その後、T様は、杖を使わずに歩く場面が増えたこと、足の爪を自分で切れたこと、
畑や図書館へ出かける機会が増えたことを話してくださいました。
今の目標は、神奈川に住む娘さんに会いに行くことです。
身体について相談する目的は、痛みの変化だけではありません。
「誰に会いたいか」「どこへ行きたいか」「もう一度何をしたいか」も、その方にとって大切な目標です。
きずな鍼灸整骨院グループでは、光の森院・武蔵ヶ丘院の両院で、
お身体の状態と生活背景を伺いながら、対応できることをご案内します。
腰痛や股関節痛によって大切な活動を控えている方は、まず現在困っていることをご相談ください。
【この記事の執筆・監修】
本ページは、きずな鍼灸整骨院グループ 代表である下吉康隆柔道整復師(国家資格)と、女性施術スタッフ田口美佳鍼灸師(国家資格)・柔整師(国家資格)が、臨床経験と専門知識をもとに共同で執筆・監修しています。
交通事故治療・むち打ち・女性特有のお悩みや慢性症状など専門的視点と、患者様目線での分かりやすさを大切にした内容を心がけています。





























